タイトル



    


「バリエーションで踊る」最近の練習で心掛けていること
 パーティーではほとんどがアドリブ的にステップを繫いで行くのですが、どうしてもその日の気分や調子によって頭に浮かんでくるのが、偏ってしまうことがあります。これは頭の中にサークルで習ったりしたメダルテスト用のアマルガメーションが固定されているからだと思うのです。特に女性で少々サークル歴が長いベテランさんだと先に先にと予想で動いてしまう人が多いと思います。
教室やサークルのレッスンはほとんどがお決まりの足形をひたすら練習と言ったスタイルなので仕方がないかも知れません。
そこで私は、自主練では、たとえば、ワルツのナチュラルターンの前半123を踊り、そこから後半の456に行くのか、ナチュラルスピンターンに続けたり、ランニングスピンターンになったり、ティープルシャッセトゥライト、あるいは、ヘジテーションチェンジだったりというように同じような体勢から入ることが出来るフィガーを組み合わせてレッスンするようにしています。
 ファーラウェイポジションからだとファーラウェイリバースだったり、バウンズファーラウェイだったりファーラウェイナチュラルを踊ってみる様にしています。 
 一つの動きで反射的に決まったフィガーの動きをしてしまう事がないように、いろんなバリエーションをランダムに組み合わせて練習しています。つまり、次にどんなステップが来るのか先読み出来ないようにするのです。だから男性がしっかりとリードを伝えなかったり、女性がリードをしっかり待って受け取らないと動きが止まってしまいます。これにより、男性も女性もルーテンで記憶していた動きがフィガーに分割され、フィガーで記憶していた動きがステップに分解され、最終的にはステップの一歩一歩に集中して動くようになり、体重移動やポジション、ホールド、コンタクトと言ったダンスの原点が強化できる気がしています。結果、リードとフォローがスムーズに出来るようになる気がします。
 ただし、今はまだ出来てません10年後を乞うご期待! その頃は私自身が分解されているかも・・トホホ