タイトル



    


「スピンの克服」-前編
 半年か一年に一度ぐらい練習の成果発表を兼ねデモに参加するようにしています。いつも何か一つメインの目標を持ってレッスンします。なめらかに踊ろう、大きく踊ろう、視線を下げないようにしよう等です。今回は種目はワルツで、目標は前号の記事にも書きましたが、回転です。1&23、1&23・・・と一流ダンサーがくるくる回転して踊っていくのはとても綺麗ですね。あー言うのを「コンティニアス・スピン」と言うのですね。私も今回、最初にスピンを入れたので、ここでふらついたりすると全て台無しです。
 練習初期はスピンは遠心力が働くので、それに打ち勝たねばと思っていました、要するにスピンは力業だと思い込んでいたのですね。競技選手に聞いても「あれは力を抜くと吹っ飛んでしまうから大変だ」と言っていました。それから何度やってもうまく出来ず、暫くあれこれ悩んだ後についに、ひらめきました! 
そうか遠心力が働かないように踊ればいいのだ!」でもどうやって? 
そこで思い出したのが「重心と回転軸合わせの術」でした。 ・・・・後編につづく