タイトル







社交ダンスは素晴らしい!
 ダンスにはサークル活動・発表会・競技会、そしてパーティーなど、いろんな場面がありますが、初めて車椅子ダンスを見た時ほど感動したことはありません。車椅子では、動きに制限が多くて相手とのコンタクトも取りにくいはずです。思い通りのダンスが出来るものなのか、見たことがない私は漠然とした気持ちで演技の始まるのを待ちました。
 ルンバの曲が流れダンスが始まりました。最初は初めて見る車椅子の動きの方に目が行っていましたが、いつしか視界から車椅子は消えていました。踊り手の上半身の動きと表情、パートナーとの一体感どれも素晴らしく、曲の雰囲気とマッチしとても情熱的で感動的な踊りでした。ハンディーが有るのに、どうしてこんな素晴らしい表現が出来るのかと、いろんな意味で自分の未熟さを恥ずかしく思ったことを覚えています。
 他にも、高齢のカップルのダンスに心温まるものを感じたり、怪我や病気を抱えながら、ダンスを続けている方々には人間の強さを感じさせてもらえます。先日、NHKテレビのドキュメント72時間という番組で東京のあるダンスホールでの72時間を取り上げていました。ご覧になった方もおられると思いますが、ダンスホールにやってくる、それぞれが背負った人生が見えると、そのステップもまた違って見えてくるように思いました。踊り手一人一人がその時々の自分を精一杯踊っていると思うと、どのダンスもみんな輝いて見えました。 あちらこちらにガタが出はじめた身体ですが、あらためて、社交ダンスと出会えて良かったと感じる今日この頃です。とは言っても、パーティへ行くとつい若い女性に目がいってしまうのですが・・・・
 明日は500円玉を持ってパーティに出かけます。Hi!