「スローフォックストロット」 　　ダンスホールやパーティーではスローフォックストロットの曲が流れていてもブルースを踊る人が多いようです。心地よい音楽に乗って綺麗にスローを踊ってみたいと思うけど、なんだか難しい、だからブルースでごまかしておこう！となってしまうのですね。　 　スローフォックストロットの難しさはやはりＳＱＱと言う4拍子を3歩で動くという所でしょうか？スローフォックストロットの醍醐味でもあるＳＱＱに上手く乗るのはけっこう難しいものです。１歩目はカウント１・２だとわかっていても、ついカウント2で反対の足が動いてしまいます。よくよく頑張っても1.5ぐらいでしょうか。　「初心者だから仕方ないよ！」というかも知れませんが、いやいや、よく観察していると、自称上級者とかいう人のスローフォックストロットでも結構そんな感じです。 　左右の足の動きに時間差があるから難しいのですね。日頃真っ直ぐに正しいリズムで歩行をしている人程そうでしょうね。私のように生活自体がいい加減でフラフラしている与太郎人間にとっては案外得意かもしれないですけどね。　 　そこで私の得意な、なんちゃってスローフォックストロットの出番です。左右の時間差があるからダメなら時間差を無くしてしまえ！てな感じです。ＳＱＱをＳＳで踊ってみましょう。１歩目がＳなら２歩目もＳで動きます。それじゃ残りの1歩はどうするのか？ですが、これはおまけぐらいに考えて＆「と！」にします。どうせ最後の１歩は大きな動きはしません。大きく踊らなければと全ての足を目一杯動かすとそれはもう悲惨なスローフォックストロットです。よく見かけるガニ股スローですね。 　もちろんＱＱＱＱのタイミングのステップの場合はトウでリズミカルに動きます。 私の場合はＳＱＱのステップでは最初のＳでしっかり移動（スウィングアクション）、そして次のＳではボディーストレッチをしっかりし、最後の１歩「＆」はそーっと下ろす感じ（次のステップの予備足的な感じ）で踊っています。正しいか間違いかは別として、こんな感じで動くと結構スローの音に乗れるように思います。お試しを！