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採点基準
「ダンスは楽しく気分良く踊れたらそれで満足!」これはサークルやパーティーでは大事な要件ですね。でも、ダンスが上手な人はサークルやパーティーでもちょっと目立ちますね。いったいダンスが上手いとはどんなことなのでしょうか?そこで、競技会等の採点基準について紹介したいと思います。

審査基準としては次の5つのようになっているようです。
その中でも(1)がもっとも優先される項目だそうです。

国際ダンススポーツ連盟審査基準 には
「全てのダンスにおいて、タイミングとべ一シックリズムが他の審査項目より優先される。 あるカップルがこの項目で繰り返してミスを犯すならば、このダンスでは最下位とされなければならない。 審査項目2〜5は同じ重要性である。これらの項目のどれも、他の項目に対して高く評価されてはならない。」と書かれています。
(1)ステップの基本リズムと音楽のタイミング 音楽性の表現以前の、基本的なリズムのとり方、踊りが音楽にあっているかどうかなど、もっとも重要なポイント。
(2)スタイルとハーモニー カップルとしてのバランス、ボディーライン、パートナーとのハーモニーに加え、それぞれの体の部分についても注意点がある。
(3)ムーブメント 全体に滑らかな動きで、音楽の特性をうまく生かしているか、パートナーとのハーモニーを保ちつつ、ソフトでかつ大きな動きをしているかどうかがポイント。
(4)音楽の表現力 音楽の芸術的な表現力、音楽に対する感性、体と音楽の一体感など高度な才能がその対象。
(5)正確なテクニック 長い歴史のなかで研究されたダンスの技術は、フットワーク、ライズ・アンド・フォール、足の位置などについて合理的に詳細にその原則が決められており、それらのセオリーに忠実であるかどうか、などが審査される。
 どれも大事なことですが、皆さんはいかがでしょう? 
ある競技会の審査員の先生はこんな事をおっしゃっています。「ダンスは、初めに音楽ありきです。音楽にあった踊りをすることがダンスの原点。たとえ、高度なステップを踏むことができなくても、高い音楽性を持った踊り手は、観客の目を楽しませることができます。ウルトラC的なステップを踊ることができても、音楽に合っていないのは問題外。」
やはり、音楽に合わせて楽しく踊ることがダンスなんですね。